コンタクトレンズContact lenses

コンタクトレンズのご案内

コンタクトレンズは人工骨や人工透析器と同じ高度管理医療機器
コンタクトレンズコンタクトレンズコンタクトレンズを使用するためには眼科での検査/診察を受けることが必要です。
それはなぜだと思いますか?
その理由は、コンタクトレンズは薬事法で高度管理医療機器と定義され、人工骨や人工透析器と同じクラスⅢに分類されているためです。
不具合が生じた場合、人体へのリスクが比較的高いものとなります。
厳しい管理が求められると共に販売に関しても許可証の取得が必要となります。
私達は眼科専門医・高度管理医療機器取扱者の立場として視力矯正のみならず、みなさまの眼の健康サポートに取り組んでおります。
 
診察の流れ
テストレンズテストレンズ装用が初めての方は、装用練習もあり1時間程度の時間を要しますので、お早めの受付をお願いします。
その日で終わらない場合は作業を分割し、再度来院をお願いする場合があります。
当院では必ず1年に1回の定期健診を受けていただいております。理由は下記通りです。
度数変更、商品の変更時は定期健診と同様の流れになります。
 

 
定期健診をお願いする理由
巨大乳頭性結膜炎:アレルギー性結膜炎の一種、洗浄不足や取り扱い不良が主な原因巨大乳頭性結膜炎:アレルギー性結膜炎の一種、洗浄不足や取り扱い不良が主な原因角膜潰瘍:角膜炎の放置等で発症し、最悪の場合失明します。角膜潰瘍:角膜炎の放置等で発症し、最悪の場合失明します。コンタクトレンズは問題なく装用していても、自覚症状のない感染症や障害のリスクを伴います。
その中には、放置すると深刻な事態に繋がる眼疾患もあります(詳細は日本眼科学会HPをご確認ください)。
特に昨今のソフトコンタクトレンズは装用感が良いため障害が起こっていることに気付きにくく、異物感や痛みを感じたときにはすでに症状が悪化しているケースが見受けられます。
眼科専門医・高度管理医療機器取扱者として、障害の早期発見・治療を目的に必ず1年に1度の定期健診をお願いしています。
 
取り扱っているコンタクトレンズの種類


用途別

近視用、遠視用、乱視用、遠近両用、カラーレンズ、調光レンズ、オルソケラトロジー(※)、円錐角膜矯正レンズ、 抗アレルギー症状レンズ

種類別

ソフトレンズ:装用感が良く初めての方も慣れやすく、外れにくいためスポーツをされる方などに適しています。
ハードレンズ:乱視矯正がしやすく酸素供給量も多いレンズです。

交換頻度別

1日使い捨て:手入れが不要で常に清潔な状態で装用が可能。旅行・スポーツの時だけ装用したい方にもお勧めです。
2週間使い捨て:より経済的に使用いただけますが、毎日のケアが必要です。
長期装用型:経済的ですが紛失・破損時のリスクがあります。ケアや衛生管理が特に求められます。


 
取り扱いメーカー
(社名順)アルコン、クーパービジョン、シード、ジョンソン&ジョンソン、ボシュロム、メニコン、ロートなど
トライアルレンズも各種取り揃えております。
 
メガネ・コンタクトレンズについては上記連携サイトもご覧ください。

 
安心してコンタクトレンズを使用いただくために
初めての装用で処方箋の発行を希望され個人購入される方がいらっしゃいますが、その後の定期健診を受けず深刻な眼障害を起こされるケースがあります。
阿久津医院では目の健康を守る立場として、経過観察を目的に、製品1サイクル分の購入とその後の診察を受けて頂いております。
高度管理医療機器であるコンタクトレンズをみなさまに安心してご使用頂くため、努めて参ります。